次のバニゼミは?

今、3回目のバニスターゼミナールを企画しています。1回目は、ソニーの吉村さんにはソニーの商品企画のあり方について、2回目は、能楽師の小島さんに能楽と日本人についてなど、沢山の方々に参加していただき、楽しい時間を過ごさせていただきました。

そもそも、このバニスターゼミナールは、できるだけ大きな視点で社会や文化についてテーマを決め、深く議論をし合う大切な私たちの活動の一環です。毎回、建築や商品企画、デザイン、IT、エコ、文化人類、アート、経済など様々な分野の方々に集まっていただき、座談会を行い、次のヒントを探す場になっています。
一方平行して、僕たちは、地元密着型の企業や活動を応援させて頂くことがあります。実は最初のきっかけはデザインであったり、格好良いブランドを創りたいという表面的な問題の依頼です。しかし、単純に表層を変えただけで解決することは絶対にありません。答えはその企業や活動をされている方々の中にあるのです。例えば、いつもは無口な職人からの想いがこもった言葉の数々。
若い世代の前向きに挑戦したい想い。2代目や3代目の更なる志の高さ。
そのようなお話を聞くと、ただその中身を、忠実に伝えるために僕らの仕事はあるんだといつも実感しています。だからこそバニスターゼミナールは、いまこそ「これからの日本」という枠組みを語り合わないわけには、いきません。掘り起こせば沢山素晴らしい声や活動が湧き出てくる日本なのです。ただ、その宝の山の中をかき分けて見つけ出そうとしてこなかった私たち。
正しく僕は、「再認識」という時代だけではなく、日本の気分を打破する「再挑戦」という時代の到来を感じています。だからこそ、こうして共感していただける方が居れば、どこへでも私たちは飛んで行くつもりです。次回は、「再挑戦」というテーマを、バニスターゼミナールに企画したいとおもいます。

新しいメンバーへのプレゼント。

E38394E382AFE38381E383A3203-86df8.png9月から新しいチームメンバーが増えました。
前々から新しいメンバーがバニスターに加わる時に、必ず何かしたいと思っていました。
これからも育て続けるバニスターの文化として、単なる形式的な歓迎会ではなく、どんなに忙しくてもバニスターを考える1日を創ろうと思っています。
そして、今回はレンタカーを借り、今週末、僕が運転をして葉山にみんなで行くことにしました。
バニスターが何を考え、何を大切にしているのか。それぞれ他のメンバーが考えていることや未来への希望、家族について、悩み事、不安に思っていることなど。。できるだけ全部、青空の下で話できるような1日をバニスターから、不安で一杯の新しいチームメンバーにプレゼントしたいと思うのです。
バニスターチームへようこそ!という思い込めて。

E38394E382AFE38381E383A3205-8fb8c.png前から何度も書いているように、バニスターは会社ではなくチームです。
今であれば7分の1という、一人一人がすごく大きな役割を担っているチームです。
万が一、1人が欠けた時は、その影響はとてつもなく大きいですし、チームの存続も危うくなるくらい大きな事件です。
しかし、会社ではなくチームであれば、時間はかかるかもしれないけど、サポートしながらその穴を埋めていけるかもしれない。
だからこそ、僕らはチームであるという気持ちが大切だと思っています。

会社を創った時に、僕がとても大切にしていたことがあります。「まず10年、一緒に頑張ろう。」
10年を1つの区切りとして、人は何かを勝ち取ることができるような気がします。僕自身がそうでした。
しかし、とは言っても10年間、個人の人生にもいろんなことが起るでしょう。
だからこそ、バニスターはいろんなことを受け入れながら、チームとして一緒に解決して、
みんなのバニスター(階段の手すり)でありたいと思っています。そうやって誰かが困ったときは必ず手を差し伸べることができる
チームでありたいのです。会社という事務的なシステムだけではなく、チームという思いやることができる感謝の気持ちを忘れないで。

「10年」。子供で言えば、0歳から小学校4年生。そんなに長いことではありません。
子供の成長に例えるなら、可愛くて楽しい時期が、今のバニスターです。
「まず10年、一緒に頑張ろう」。これが、僕から伝える新しいメンバーへのメッセージです。

「東京」を経由しない。

7月から東京から離れる日々が続いています。先週は長野へ、先日は鹿児島へ出張で出かけてきました。

僕は地方に行くと必ずと言っていい程、少しの時間だけですが、することがあります。それはその都市の繁華街と商店街にいくことです。アーケードが街の中心にあることが多いのが地方都市です。しかし、最近はそのアーケードも繁栄しているところと、新しいスポットに若者が移動してしまっているところがあるようです。僕の場合、商店街を何度も行ったり来たりしている高校生のカップルや、家族のやり取りを見ると、一気にその土地らしさを感じるようです。勿論、鹿児島でも散策してきました。コンビニやドラックストアのストアチェックも欠かせません。その度に、地方都市と東京の違いを探すのですが、正直いうとそこまで違いを感じていません。たまたま、ここが鹿児島だったという程度の違和感です。それは、人口の大小あるものの、やはり日本の人と土地です。
一方で今、空前の地方ブームです。勿論、その土地にしかない風土や歴史、文化、芸術、工芸など数えきれない程あります。それらを守り、進化させて地方を元気にするようなチカラになることをみんなが期待しています。絶対にブームにしてはいけないのです。そこで重要なのは、どこを見つめながら、進化しようとしているのかということです。間違えてはいけないのは、答えが「東京にある」と信じてはいけないということです。
東京はすでに飽和状態だし、東京は「東京という国」に近いと思います。東京を目指すというスケール感では、十分な地方を活性化させるチカラにはならないと思うのです。間違えると単なる地方ブランディングブームに巻き込まれてしまうだけです。例えば、鹿児島からジャカルタへ。北海道からニューヨークへ。東京を経由しない、確かなビジネスの成功が地方都市の原動力の1つになると感じています。叶えられるチカラを日本の地方は持っている。そんな力強い自信を持ってもらえるような、夢を持っている方々の縁の下のチカラになれるような僕らでありたいと思っています。 来週はまた、とあるアジアの都市へ行きます。物理的に飛び回ることで、ボーダレスな感覚を僕自身に植え付けているような最近です。

今、ホーチミンシティにいます。

IMG_0130.JPG.jpeg7月を迎え、おかげさまでバニスターの2年目が始動しました。
2年目のバニスターも引き続き皆様の温かいご支援に支えて頂きながら新しい挑戦に取り組んでいきたいと思います。今後とも宜しくお願いいたします。

IMG_0147-5b332.JPG.jpeg突然ですが、僕たちがこれから挑戦したいことの1つに、日本のモノづくりのために、アジアを知り、そして、アジアでのモノづくりのために、日本を知るという大きな挑戦があります。実は、本当に成し遂げようとすると365日、僕たちは世界中至る所にいてもおかしくありません。まず、僕たちにできることは、とにかく大勢の「ヒト」に出会うこと。そして、その土地の人と出会い、暮らしを知り、夢や希望、楽しみや苦しみを知ることが少しでもできれば、必ず日本の考え方やモノづくりの価値を再発見できるはずです。僕たちは、そう信じて止みません。常に「ヒト」視点を持って理解しようとすることは、東京でも、鹿児島や北海道でも、バンコクでも、ホーチミンシティでも、ソウルでも、上海でも変わらないことだと思っています。

早速、今、ホーチミンシティに滞在しています。今回のベトナム滞在の目的は、BRICsとともに魅力的な小売市場を持つ、インド、ロシアに次ぐ世界小売伸長率第3位にランクされるベトナムの流通事情と暮らしを知るために、ホーチミンシティにやってきました。ホーチミンシティには、古くから生活の台所としてあった市場や個人商店、年々成長している国内スーパーマーケット、コンビニエンスストア、外資系スーパーマーケットがあり、消費者は伝統市場とスーパーは互いの特性を活かしながら、買い物場所を使い分けているという状況がよくわかりました。もちろん、ベトナムの歴史的な背景を理解することはとても重要です。40年前の南ベトナミと北ベトナムを分断していたベトナム戦争という大きな分岐点もベトナムの「ヒト」を知る上で必要不可欠なことです。こうして、できるだけ自ら足を運んで体験し、観察し、知ることを基本に、バニスターの大きな挑戦は始まります。もちろん、これからベトナムだけでなく、バニスターのアジアフィールドオーディットは、将来、順次まとめてレポートにしていく予定です。どうぞお楽しみに。

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kawabe_image.jpg株式会社星野リゾートが運営する、軽井沢にある星野温泉/星野エリアに、来る7月11日(土)湯川のせせらぎとハルニレの木立に囲まれた小さな街、「ハルニレテラス」がオープンします。バニスターは、2008年夏から、ネーミング開発とロゴマークデザイン開発に参加しました。

軽井沢で100年以上の歴史がある星野リゾートは、古くから自然との共生を目指しています。
この計画も川辺に植生する100本近い巨木の「春楡(ハルニレ)」は倒木の危険性があるもの以外は伐採せずにそのまま残すというものでした。自然の景観維持と保護のため、樹々に溶け込むよう木製デッキを巡らせて、来訪者が川辺の植生を傷つけずに木立の中の浮遊感を楽しみながら散策できる空間です。

ハルニレと湯川の匂いと音、身体いっぱいで感じることができるハルニレテラスは、都市型ショッピングモールとは一線を画し、川辺に植生する樹木をそのまま残して設計をした洗練さされたモダンで美しい空間。店舗棟には、軽井沢や信州素材にこだわったレストラン、カフェ、デリカテッセン、ワイン、日用雑貨、リラクゼーションなどの店舗が並びます。

この夏休みは、軽井沢のハルニレテラスへ!
さあ!みんなで、行きましょう!

http://www.hoshinoresort.com/company/news/2009/06/2009711-open.html