CA3A0119.jpg「神楽坂友の会」を発足ということで、デザイナーであるmorldの横山さんと建築家である白川富川の白川さんと神楽坂でやっとご一緒できた宴。神楽坂の隠れ家のようなお店をアレンジして頂き、お茶屋風の佇まいで本当に素敵でした。神楽坂に事務所があるのに、営業時間に入れない私たちがほとんどお店を知らないわけで。神楽坂をちゃんとリサーチしなくてはいけませんね。二人とも作品がTDC賞やグッドデザイン賞などにも選ばれている、今、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの2人。いやー。負けられません。すごいですね。

この日の話題も、やはり内向きになっている考え方やモノづくりに対して、どのように打破していく必要があるのか。それは単純に堅実的になることではなくて、どのようにグローバルの中で僕らは振る舞い、その絶妙なバランスを伝えていくのかなど。バニスターの面々が入るとどうしても朝まで生テレビ状態になってしまいます。笑

もしかしたら、僕の考え方だけなのかもしれませんが、新しい道を創りだそうとするときこそ、その道をなによりも、誰よりも自分自身が楽しむことで、その道に初めて人が集まってくると言えるのではないかと思うのです。まわりの動きを気にしながら、新しい道を創るということは、ある意味、理想的ではあるけれども、それは半永久的に存在し続ける道にならないのではないか。「戦略」という他を意識した演出が入ることで、数パーセントだけ本音じゃなくなると思うのです。その分、減点されてしまうというか。結局、最後は、信念か?のような精神論に行き着いてしまうわけですが、そんなに簡単に片付けられるような問題でもありません。

ただ、これだけ飽和状態になっている経済のうねりの中で、僕にも明日からできることは、「誰よりも早く、信念を持って、だれも踏み入れたことのない道をとにかく200%楽しむ。」 これが今、求められているような気がします。内需とか外需とか関係なく。それが結果として生み出される。そして、結果的に「最強の戦略」というものに昇華させていく。

CA3A0120.jpgもっとこの話、したかったですね。結局、こんな話をしているので、夏でもないのに噎せ返るような熱さが残った、初秋の神楽坂の夜でした。横山さん、白川さんありがとう!今度は、ふらっと行きましょう。

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感じることが出来ていないとダメです。

今日はちょっとプライベートな話を。突然ですが、先週自転車を買いました。今まで愛用していた自転車が遂に壊れてしまい、自宅と会社の通勤が不便でした。やっとこれで、僕の足ができました。ということで、朝、自転車で少し遠回りをしながら会社に向かう時があるのですが、ある日、急な坂を一生懸命、息を切らしながら昇っている僕に話しかけてくるお婆さまがいました。「まだ、シャクナゲ咲いていたかしら?」「え?」「シャクナゲよ。ほら。あそこよ。まだ咲いてたわね。」と、幸せそうな顔をされてそのシャクナゲを眺めるお婆さま。その坂は毎日昇る坂なのですが、恥ずかしながらこの時まで「シャクナゲ」の存在に気付いていませんでした。こういう時、僕はちょっと恥ずかしくなります。コミュニケーションビジネスを生業にしている自分は、いつもいろんな方々の立場に立って、できるだけ沢山の視点で物事を見る必要があると思っています。そして、その視点のその先を深くシュミレーションする。ある意味、これは訓練です。スーパーに出かけた時は、お客様のカゴの中をちょっと覗く。そのお客様の暮らし方をちょっと想像してみるのです。そんなことをしてるので、必然とスーパーの滞在時間が長くなります。(笑)同じように、街を歩くときも、できるだけ気付かなかったということがないように、触覚を敏感にしながら街を歩く。ということが身に染み付いているつもりなのです。

そんな僕に美しい「シャクナゲ」が見えていなかったということはちょっと恥ずかしいことなのです。このお婆さまは何故、僕に「シャクナゲ」の存在を聞いてきたのでしょうか?シャクナゲなんて興味ない男に見えたのでしょうか?少なくともシャクナゲを感じなかったということは季節感を感じていなかったということ。感じることが出来ていないのはダメです。反省です。その時から、毎日シャクナゲを眺めながら会社に通っています。

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いつ間にか、10月。僕にとって、今年の夏はあっという間に過ぎていきました。本当に早かったなあ。ということで、案の定、先日のブログでもお話した、お米の収穫にも結局行けず、来年の春の田植えには参加することを宣言しました!

最近、解散総選挙が近づいているせいか、「これからの日本」というテーマを、メディアからも、コーヒーショップの隣りの席の会話からも聞こえてくる今日このごろですが、僕も今、野村総研のチーフエコノミストのリチャード・クー氏の「日本経済を襲う二つの波―サブプライム危機とグローバリゼーションの行方」という著書を拝読しています。麻生総理の政策ブレーンとも言われている方ですが、これほどまでに明快にバブルを説明した人はいないんじゃないかと思います。そして、日本の高度経済成長の中で、日本が進んで来たグローバリゼーションの考え方と、中国の台頭による賢い中国のひたむきななグローバリゼーションの中での存在感の創造との比較。納得させられるものがありました。日本は近年未だ経験していない国力に対する屈辱を味わう日が来ると覚悟しておいたほうが良いのかも知れません。米住宅バブル崩壊とともに噴出してきたサブプライム問題、ドル危機、食糧・資源の高騰、それによって日本が内向きになって、進んで行く日本の原点回帰への意識の高まり。そして、そこで行われる日本の総選挙。米国はご存知のとおりの状況。一方で、中国も手放しで喜んでいることは出来ず、2015年頃を境に「少子化問題」に襲われるとか。10億人以上の国の少子化問題は、日本の比ではありません。実は、雨雲にロケットを打って国力をアピールしている場合じゃない。笑 結局そんなことを考えて、一巡りして、最後に日本で田植えをしたいと思う僕なのです。笑 しかしそんな中で、ふと思うんです。実はこの不安定な地球丸の舵取りに対して、敏感に反応しているのは日本人なのかもとも思うのです。だからこそ、日本人にできることを考えてみる。地味かもしれないけど、確かなこと。日本人は、そういうことがめちゃくちゃ得意だと思うのです。そんな僕みたく、内向きになっている日本人に、どんなテーマを投げかけたらもう少し広い視野で考えることが出来るのでしょうか? それが、日本の夢だったり、日本の向かうべき方向に成れば良いと思うのです。その刻々と変化している時代の中で、バニスターの役割を考えるということをしている最中というわけなのです。

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バニゼミ第1限目 開催しました!

ブログを初めて、早いもので4ヶ月。カウントを調べたら15000アクセスもあるなんて。本当に驚きです。
皆さん、ブックマークしていただいているのでしょうか。是非、ご感想などメールをいただければ幸いです。本当にありがとうございます。

さて、今日は先日お話しした、バニスターゼミナール略してバニゼミですが、実は先週金曜日、神楽坂のバニスターで約10名程のお客様をお迎えして行いました。内容としては、日本の過去のモノづくりを追いながら、これからの日本発のモノづくり論を考え、世界の中での日本の立ち位置を考えるという大きなテーマ。当然、1晩では話切れません。各界でご活躍されている方々が集まっての完全なるシークレットミーティングです。笑 今回は、初めてなのにも関わらず、様々な業界の方々に集まっていただきました、メーカーの方、ネット業界の方、ホテル業界の方、建築家、アーティスト、アートディレクター、そしてバニスターメンバー。 こうして各界の第一線でご活躍されている方々が集まって、このような議論をする場がなかったような気がします。それは何故かというと、こういう素晴らしい議論が、直接的な商業目的になるからです。商業目的になった瞬間、本音で話ができなくなります。それではミーティングの意味がありません。「議論風」で終わってしまうわけですから。こんな小さいけれども有意義でこんなに贅沢なミーティングを行うというのも弊社の真骨頂です。バニスターにとって、こんなに幸せな時間はありません。

参加できなかった皆さんにちょっとだけ内容をお話しますと。。。今回のバニゼミで注目された点は2つ。1つ目として、今のモノづくり、マーケティングの手法として、ホームランか三振ではなく、確実にヒットやバントを狙うという、良い意味での安定さ、均等さが重要視されてきてしまったということ。その理由として、先行投資や株主市場主義を考えると理由なき投資は非常に説得しづらい環境になってしまっている。そういう状況の中で、どのようにわかりやすく人を魅了し、共感してもらうかということ。

2つ目として、まるで幕の内弁当のような緻密な美意識と中庸な気質を持つ日本人が、戦後、世界の中で渡り歩き、made in japanを創り上げてきた本質をもう一度見つめ直すことで、次の日本のモノづくりを考える上でヒントになるのではないかということ。日本人であるということを再認識することで、表面的な手法だけを追い求めるということではなく、単なる技術的な革新だけではない内なる自信を得ることで、次の果たすべき使命がハッキリするのではないかということ。

ということで、この夜は、皆さんの現場のお話を交えながら話が進んでいきました。あまりにも内容が際どすぎて、細かい内容はシークレットです。すいません。笑 金曜日は、夜中の0時まで皆さんと熱いバニゼミを行うことができました。ありがとうございます。いつか、こうしたバニゼミで繰り広げられたお話の集大成を、1つのカタチにできたらなと思っています。次回のバニゼミは、クリスマス頃に考えてます。

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突然ですが、農業を体験しようと思います。

ちょっと、プライベートな話ですが、、、先週末、我が家に、栃木の叔父の農園で採れた野菜くんたちが届きました。叔父は、元々東京墨田の下町育ち。しかし、仕事をリタイアしてからは、月の半分以上を栃木の農園で過ごしています。そこから、ダンボールいっぱいのカボチャや茄子、キュウリ、シソの葉、トウモロコシ、ネギ、ししとう、トマト、梅干しなどなど。なんだか心が暖まる贈り物でした。どの野菜達も土や泥がついていて、採れたてなので当たり前なのだけど、土の匂いがまるで自分が農園に出かけたような気分になったのです。久しぶりに不思議な感覚にしてくれた贈り物です。一方で、自給率がどんどん下がっていくような国なのに、僕の家には叔父が楽しんで創った野菜達が届く。こういうことが贅沢ということなのかもしれませんね。早速、叔父にお礼の電話をすると、たくさん出来てしまうから食べてくれることが嬉しいんだとのこと。勿論!全然食べますよ!と即答したのは言うまでもなく。笑 農業がビジネスチャンスという視点の発想で株式会社化するような時代に、本来あるべき農業がもっと身近に感じられるような暮らしがあると、日本の食の在り方や農業の大切さを実感できるのかもしれませんね。贈られて来た野菜は、決して形の良い野菜ではありませんでした。傷もあったし、糖度もちょっと低いから素朴な味だけれども、何故か美味しい。満足度が違うんですね。顔が見えるからなのか、自分の身近に土の匂いのする場所があったからなのか。早速、届けられた野菜は、浅漬けにしたりして、我が家で美味しいご飯を頂いています。ということで、必ず近いうちに農業を体験してみようと思います。栃木の叔父のところへ。秋には米の収穫が始まるとのこと。もうすぐですね。きっとその体験には、僕らの仕事のヒントがあるような気がしています。

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