December 2010

Christmas memories 2010

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清水くんは、風邪のため欠席でした。。。残念。

今年は、ブランディングデザインというビジネスモデルをもっと新しいステージに昇華させていくために、 この小さな会社が、2つの国のオフィスを同時に動かし、融合させていくという大胆な挑戦をしました。

単純に、それぞれの国のオフィスが独自に動き、同じ国の人間達で、同じ文化意識を持った人材だけで チームを創るのではなく、最初から一気に、異文化の価値観を組み入れることをベースにシステム化したチームづくりをしたのがバニスターの当初から目指した挑戦でした。日本人でも、シンガポール人でも、欧米人でも関係ない組織づくり。ブランドをより強く、利益を生み出すことを考えれば考える程、日本のものづくりの意識や技術だけでは、もう容易に乗り越えていける問題ではないということを切実に感じるからです。

また特にハード系の日本のモノづくりは、他国の低コスト生産や品質向上によってどんどん売上シェアを奪われています。一方、僕らが今年挑戦したことは、日本のデザイン力、ブランドの作り方というソフトを、日本人自らの力で外に持って行くことをしてみたということなのです。しかし今、皮肉なことに、今夏頃から実際にこうした僕らの新しい挑戦を、全面的に支援してくれているのは、シンガポール政府なのです。彼らは僕らが考えていることに共感してくれています。そして、国として、僕らのような日本のチカラを求めてくれています。

しかし、いつかは彼ら独自でできるようになってしまうでしょう。いつかその時が、すぐやってきます。日本も、日本のデザインも、もっと危機感を持つべきです。このままでは、何も守れないのです。いつか彼らに学習され、自分たち独自のノウハウに変換されて追い抜かれていきます。だから、守るだけではすべてを守れないし、日本のモノづくり力やデザイン力はもっと攻めないといけない。スピードをあげて、誰に何を言われようと攻め続ける強さが必要なのです。逆に、アジアのデザイン力は勢いはあるけど定着させるまでのデザインへの繊細さは、日本の方が上手。だからこそ、この2つを合体させて、もっと強くなるべきなのです。この1年、それを心から実感しました。考える時間は終わり、次は行動する時間です。ハイブリットなチームを創る準備が、僕らはできた1年間だったと振り返っています。

2011年、バニスターも4年目に突入します。 3人から始まって、今、10人のチームです。だから、もっともっと攻めることができます。 きっと、来年はバニスターにとって、大きな分岐点になる1年になることでしょう。

皆さんに今年も支えて頂きました。本当に有り難うございます。 バニスターを温かく見守っていただけていることを、深く感じることができた1年でした。

どうぞ、皆様、素晴らしい新年をお迎えください。

新年は、シンガポールオフィスは3日から、東京オフィスは4日から始業いたします。

細谷

We are all prepared for the new stage!

This year, in order to ascend our business model of ‘branding design’ to a new level, this small company has boldly challenged to initiate two of the offices in different countries simultaneously and unite as one.

Not merely creating a homogeneous team with members from same ethnicity or cultures, but organizing a multi-cultural team of each having different sense of values to share was our challenge from the starting point. An organization regardless of whether regions members are from. This is because the more I think over deeply about strengthening brand and generating profits, the more I become convinced that it has become an issue far out of hand for we Japanese to handle with our creative mind and technology.

Especially, Japanese hard manufacturing has become deprived of its share by other country’s low cost production and quality improvement. On the other hand, what we have attempt this year was to export Japanese ability of designing and brand building by our own hands. But ironically, it is the Singaporean government that consents and fully supports our challenges. They express as a country, the need for our Japanese ability.

But the time will come right away, when they will become autonomous to go on their own and no longer ask for Japanese ability. Japanese designing and furthermore Japan must feel a sense of crisis, because at this rate we won’t be able to preserve anything. Otherwise, we will become the one who gets educated and transformed into their way of designing. That’s why Japanese manufacturing and designing must keep playing offense no matter what. We cannot defend everything by only defending. Conversely, Asian designing are vigorous but still second to Japan in delicacy for the fixture of brand. Now is the time for us to join hands and become stronger. For this year I realized this from heart. There is no time left to ponder, and now we must move. This year we feel that we have succeeded to prepare a basis for creating a hybrid team.

Year 2011 will be the 4th year for BANNISTAR Inc. We started from 3 members, and now it’s 10. This means we’ve gained further strength to play offence more vigorously. I predict that next year will be the turning point for BANNISTAR Inc. We would like to thank deeply to the people who supported us. We realized how lovingly each of you watched. I wish you all a happy new year. From the New Year, commencement for work is from 3rd in Singapore and 4th in Japan.

経済産業省が若手デザイナーを海外派遣するという、JAPAN DESIGN+ という活動を知っていますか?日本人のデザイナーを上海に派遣してビジネスのマッチングを行うというもの。地元企業に対して、プレゼン機会や商習慣のサポート、デザイナーの紹介などして、日本人デザイナーを売り込もうというものです。

これって言い換えれば、東京に住んでいるデザイナーを、鹿児島に連れってて、鹿児島の地元企業に売り込んで、「是非、彼、優秀なんで東京のデザイナー使ってくださいね。」って、東京都が支援するようなプロジェクトですよね? これでは、とても、表面的すぎませんか?本質的に、とか、デザインの原点回帰とか言っているわりには、日本国内でやったら避難を浴びるような支援活動を、国を跨いだ途端、こんな表面的なことをやっているなんて。 しかも、日本のデザイン界を代表した方々が人材選定の審査員をやっている。一元的な問題で解決しようとしていることに、危機感を感じているのか心配になりました。

今、日本のデザインは、確かに輸出できる産業です。しかし、半永久的にデザインは輸出し続けることは不可能で、その土地に根付いて、その風土になって、その地域の人々によって脈々と受け継がれている大切な文化に変化していくはずです。中国の1年は、日本の10年のスピードであることを忘れてはいけません。 経済産業省が、日本人デザイナーを売り込むだけではダメです。あくまでも、日本人デザイナーと中国人デザイナーによるシナジーが大切です。結果的にそのコラボレーションが、本当に中国で生き続けていくデザインになっていくと思うのです。そこで初めて、日本デザインの価値を実感することができる。そして、また日本人デザイナーが求められる。というサイクルを創ることが大切なはずです。

それと同時に日本人デザイナーは、彼らから創造力の源になっている、創りたいという爆発的な欲求や活力を学ばなくてはいけません。グローバルの視点から見て、必ずしも日本のデザインも、経済状況と同じく、この先不動の地位を守れるわけではないことを知るべきです。

これは、シンガポールでも、上海でも、ホーチミンでも、ジャカルタでも、クアラルンプールでも、バンコクでも感じます。だからこそ、単なる、日本の経済活力のために、日本のデザインを輸出するのではなく、アジアという大きな枠組みで、新世代のアジアンデザインをコラボレーションを中心に創出していく枠組みを考えるべきで、デザインこそ自由貿易される必要があります。日本のデザインは、牽引役をアジアの中で担っていること、アジアのクリエイター達に求められていることをもっと自覚するべきなのです。

Do you know ‘JAPAN DESIGN+’? It’s an activity held by the Ministry of Economy, Trade and Industry in order to dispatch young Japanese designers abroad. By sending Japanese designers to Shanghai for business matching, they’re commending Japanese designers to the local firm by giving the opportunity for presentation, supporting consumption customary and introducing.

But isn’t this like Tokyo dispatching Tokyo designers to Kagoshima prefecture and commending them to the local firm? Isn’t this too superficial? Despite saying ‘Essentially…’ or ‘Going back to the origin of design’, it’s surprising they could do such thing abroad that can be accused domestically. Moreover, the auditors taking part in this activity are the representatives from Japanese designing business. I’m quite concerned about their monistic way of problem solving.

Currently, Japanese designs are definitely an exportable industry. But it’s impossible to export eternally because it’s destined take root in the near future, and become a fixation of culture and inherited by the local people. We mustn’t forget that a year in Japan can be a decade in China. Merely sending Japanese designers abroad isn’t enough, but what we actually need is a synergy between Japanese and Chinese designers. And I assume this collaboration will consequently create perpetual design among China. Because not until this point, should Chinese people recognize the competencies Japanese designers possess and demand for more. This must be the ideal cycle.

At the same time, Japanese designers must study their explosive desire and vitality towards creating. And we must be aware that from a global perspective, Japanese designs are no more stable and may possibly decline.

I feel this whether in Singapore, Shanghai, Ho Chi Minh, Jakarta, Kuala Lumpur or Bangkok. Therefore it’s important for us not by merely exporting Japanese designs but to regard new generational designing in a wider Asian perspective focusing on synergy. Japanese designs should be traded more freely in Asia, and designers should be more self conscious of their important roles.

このままでは、日本で「ブランドコンサルティング」という業界は、衰退します。

日本で、ブランドビジネスがまだまだ経済システムとして根付いていないのに、なぜ、日本に、こんなに「ブランドコンサルティング業」というカテゴリーの会社や事務所が多いのだろうと思います。 最大の理由は、「ブランド」というマーケティング的にみても柔軟で便利な言葉と、「コンサルティング」という先生的な要素の複合化された、聞こえの良い言葉だからです。苦笑 しかしながら、業界の実態は、大部分の事務所が、1人代表でやっている「ブランドコンサルティング業」という、完全個人プレーの商売。言葉と実態が伴っていないので、胡散臭さが漂いすぎです。だれでも宣言できてしまう職業になっているのが問題です。このままの自営業的な業界では、雇用も、革新的なソリューションも生み出さないので、業界自体が衰退するのは間違いないのです。「ブランドを創る」というビジネスこそ、絶対に1人でやるものではないのです。

僕らバニスターにとって、必ず「チーム」であることは、とても大切なことです。このブログでも幾度も話してきました。 今、東京オフィス5名、シンガポールオフィス5名という合計10名のチーム。 僕らの中には、チームワークを大切にする「チームシップ」という意識と、クライアントをハッピーにさせたい「オーナーシップ」という2つの考え方があります。この2つの要素は常に表裏一体で、チームシップがないとオーナーシップが生まれない構造になっているのです。チームの中で、自分のポジショニング(役割)や刻々と変化する状況が読めない者は、どのゴールに向かってチームは戦っているのか理解できないのです。ゴールを共有できないとオーナーシップは絶対に生まれません。しかし、そのチームシップが大集結した時、とても大きな価値やチカラとなって、その商品ブランドに僕らチームの魂が乗り移るのです。 これが、最終的にオーナーシップの結果となって大成功するプロジェクトになっていきます。

議論のぶつかり合いを避けて、チームシップを集結せずに、代表1人でやる「ブランドコンサルティング業」という業界がこのまま反映していくわけがないのです。勿論、結果が出るわけがない。考えてみてください、たった1人で創ったブランドが、成功したことは聞いたことありますか?

素晴らしい商品ブランドを創るために、僕は、これからもチームシップを大切にし続けると思います。どんなに優秀でもチームワークを乱し、自分のことしか考えずチームを助け合えない者は、即刻外れてもらう。ブランドビジネスを生業にする者として、絶対に大切な条件です。この考え方は間違っていないと確信を持っています。 しかし、1人代表の個人商店が増えているのをみると、優秀な人ほど小粒な考えになっていることに、本当に悲しくなります。 このままでは、何も変わらないのです。僕らだけの問題ではなく、新しい世代のチームがたくさん生まれて、業界全体がもっと活性化されないといけないと危機感を感じています。その中でも、僕らの強みは、東京チームとシンガポールチームの1つになったチームシップだなと、実感している毎日です。

先月のシンガポールチームとのカンパニーランチ。そして、来週からまたシンガポールへ行ってきます。

At this rate Japanese brand consulting business will decline. Brand business hasn’t yet taken root in Japanese economy system, than how come there are so many companies categorized as ‘brand consulting business’? The biggest reasons are the flexibility and applicability of the term ‘brand’ and the teacher-like impression the term ‘consulting’ gives. The combination of these two sounds very plausible. Nevertheless, most of these offices are run individually. It has become a type of business that anyone can declare it’s launching. At this rate there will be no employment or innovative solutions produced and will be a matter of time for decline. Brand creating mustn’t be proceeded by single individual.

As I’ve already asserted many times on this blog, ‘team work’ is most significant for Bannistar. Currently we consist of 10 members, 5 for each Tokyo and Singapore. We always keep two principles in our mind, one is ‘team-ship’ respecting for teamwork and the other is ‘owner-ship’ prioritizing clients happiness. These are like two sides of the same coin so we won’t attain ‘owner-ship’ regardless of ‘team-ship’. One who does not perceive it’s positioning or the flow of circumstance will not be able to perceive which direction ones team is heading for. If the team cannot share its goal, there will be no ‘owner-ship’. But once we cooperate, it becomes a massive value and power enough to breath soul into the brand product. And this ultimately leads to a successful project.

It’s obvious that by avoiding controversy and disregarding teamwork, individual brand consulting business will never be successful. Think about it, have you ever heard of a successful brand run by single representative?

We predict that our teamwork will live on in order to create wonderful brand products. No matter how talented one can be, selfish and uncooperative behavior will be immediately eliminated. This is the most significant qualification for anyone involved in this business. We have absolute confident to this way of thinking. But how lamentable it is to witness the increase of private offices. At this rate nothing will change. This whole business needs younger generations to form their team and become a stimulator. And this is why I think the strength of Bannistar is ‘team-ship’ between Tokyo and Singapore.

This is a shot of our company lunch with the Singaporean team members. I will be in Singapore again next week.

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