October 2009

暮らしが求める活力

IMG_0124.JPG.jpegマレーシアのクアラルンプールに出かけていました。鹿児島に行くように、北海道に行くように、同じように僕は地元の友人を必ず創ります。そして必ずスーパーマーケットと市場へ出かけます。今回は、クアラルンプールで活動しているデザイン業界やファッション業界の彼らといろいろ情報交換をすることができました。

IMG_0086-3e9c1.JPG.jpeg今年に入ってから、アジアの各国に行くと、必ずと言っていいほど考えさせられるものがあります。それは日本とアジアです。
日本人はアジアの人々とどうしたら共存できるのかということです。これは大きなテーマですね。僕が考えて答えがでるようなレベルじゃない。
だけど、彼らと何日も一緒にいて話をしたり、遊びに行ったりすると、僕と何も変わらないということを実感します。
同じようにiPhoneを使い、SMSをし、スターバックスに行き、格好いい車が欲しいし、おいしい食事にも食べに行きたい。
そして郊外に憧れのマンションを買って、家具や家電をそろえることを楽しんでいる。町中のアイスクリームショップで行った友達のバースデーパーティーにも参加してきました。ただ一方で、同じ国の中に、とてつもなく大きな格差があることがアジアの国々を複雑化させているのだと思うのです。
その不幸な格差を生んだのは、歴史的な視点で見れば日本人にも大きな責任があると僕は思っています。
しかし、人の数よりも多く、暮らしの中で幸せと感じることがもっと沢山あるはずで、僕はその幸せに出会うことを楽しみにしているし、その幸せを創りだすために、僕らは仕事し続けたいと改めて思います。モノづくりを生活レベルで考えるのではなく、よい暮らしを求めるという活力の度合いこそが、モノづくりのヒントになるのだとおもうのです。マレーシアの彼らは、マレー語を話しながらも、中国語、英語を操りながら、3つの言語で会話が進んでいく柔軟さと力強さを持っていました。同時に、そのコミュニケーション力に日本人が負けていく危うさも感じます。僕も彼らに負けてはいられません。もっともっと貪欲に頑張らないと。

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