August 2009

「東京」を経由しない。

7月から東京から離れる日々が続いています。先週は長野へ、先日は鹿児島へ出張で出かけてきました。

僕は地方に行くと必ずと言っていい程、少しの時間だけですが、することがあります。それはその都市の繁華街と商店街にいくことです。アーケードが街の中心にあることが多いのが地方都市です。しかし、最近はそのアーケードも繁栄しているところと、新しいスポットに若者が移動してしまっているところがあるようです。僕の場合、商店街を何度も行ったり来たりしている高校生のカップルや、家族のやり取りを見ると、一気にその土地らしさを感じるようです。勿論、鹿児島でも散策してきました。コンビニやドラックストアのストアチェックも欠かせません。その度に、地方都市と東京の違いを探すのですが、正直いうとそこまで違いを感じていません。たまたま、ここが鹿児島だったという程度の違和感です。それは、人口の大小あるものの、やはり日本の人と土地です。
一方で今、空前の地方ブームです。勿論、その土地にしかない風土や歴史、文化、芸術、工芸など数えきれない程あります。それらを守り、進化させて地方を元気にするようなチカラになることをみんなが期待しています。絶対にブームにしてはいけないのです。そこで重要なのは、どこを見つめながら、進化しようとしているのかということです。間違えてはいけないのは、答えが「東京にある」と信じてはいけないということです。
東京はすでに飽和状態だし、東京は「東京という国」に近いと思います。東京を目指すというスケール感では、十分な地方を活性化させるチカラにはならないと思うのです。間違えると単なる地方ブランディングブームに巻き込まれてしまうだけです。例えば、鹿児島からジャカルタへ。北海道からニューヨークへ。東京を経由しない、確かなビジネスの成功が地方都市の原動力の1つになると感じています。叶えられるチカラを日本の地方は持っている。そんな力強い自信を持ってもらえるような、夢を持っている方々の縁の下のチカラになれるような僕らでありたいと思っています。 来週はまた、とあるアジアの都市へ行きます。物理的に飛び回ることで、ボーダレスな感覚を僕自身に植え付けているような最近です。