July 2008

もうひとつのニッポンを創ること。

日本の国力が落ちている理由。この話題が、最近よく出てきます。

先日も、とあるミーティングでこの話題、出てきました。日本の国力、本当に難しい問題です。何層にも重なって問題が山積していることで、複雑化しているわけで。。。その1つの解決方法として、やはり、いろんな方々がおっしゃられていますが、「もうひとつのニッポンを創り上げる」という考え方があるように思います。日本が戦争も行わず、高度経済成長もなく、ネットバブルもなく、緩やかに独自の文化を持ち続けながら、現代に至ったのならば、どんな日本がそこに出来上がっていただろうか。という考え方です。そこに、ある一定の答えが私はあるように思います。

現代の在り方のスピード感に対して明らかに寄り戻しが始まっていて、酷い状況だと、寄り戻すことすら気付くことができずに、立ちすくんで停滞してしまっている産業もある状況です。先日のミーティングで出た話題でも、今まで、日本は戦後の成長経済に産業が対応してきた結果、飽和状態の経済の中では、持続性のある1手を見つけるのが不得意という状況が起きてしまっているのではないかという議論になりました。例えば、企業のCSRに対する意識を見ると、それを物語っているような気もします。

「もうひとつのニッポン」を考えるという活動は、具体的なカタチとして、日本の自給率39%を、40%に、そして41%にと、着実に一歩一歩、右肩上がりで向上させていくことに繋げられてしまうような活動になります。これを批判する人は居ないはず。だって、「日本らしさ」を大切にしたいと、日本人みんなが願っているのですもの。しかしなぜか「日本らしさ」の本質に、反している状況が沢山あります。その絡まった糸を一本一本、解いていく人間が必要なのでしょう。解いていく間に、それを邪魔する人もいないと願いたいです。これは、もっともっと深く議論を重ねなくていけない議題です。そして、とにかく行動あるのみ!!!!!これは、僕に課せられた使命にしないといけないと思っています。

今日はスタンダード・シリーズの菱川さんと飯野さんにお会いしてきました!お二人とは、10数年前、ドローイングアンドマニュアルに僕が居た頃からお世話になった方々です。こんなに小さな僕を育ててくれたお二人と言っても過言ではありません。(笑)世田谷羽根木の閑静な住宅街の中にあるオフィス。素晴らしく格好良く美しいです。外国人用の住居なので、全てがデカイ!部屋も階段もトイレも窓も。こんな環境で仕事ができたらなと憧れます。

菱川さんは、激務の中、武蔵野美術大学基礎デザイン学科准教授もされているとのことで、最近のデザインブームによる学生達の反応や学生達に足りないモノの話など、デザインを通した「教育」の在り方についていろいろとお話をさせて頂きました。本質を捕まえる作業がデザイン活動の一部なのに、結果的に表面的な表現に留まってしまう学生達にジレンマを感じるお話など。

これから「教育」というテーマを考えることは、「モノを創る」という活動において、やっぱり必要不可欠な基礎活動になるのだなと改めて実感しました。この基礎デザイン学科、錚々たる教授陣なのです。深沢直人さんに原研哉さん、そして菱川さん。学生達はしあわせですよね。ところで、モノを創る上での、基礎活動って、基礎教育って何なのでしょうね? これって、とても大切なことを決めようとしているような気がします。

ちょっと話は反れますが、 例えばマーケティングを勉強してきた、MBAを取得してきたなど、ある時期は1つの道しるべがあったように思うのですが、それも今では昔程必要とされていないような気がします。多分それは、「モノを創る」や「モノを考える」という活動そのものが人間が持つ本能と同じであるべきで、だからこそ本質的に捉えて、人間の本能を大切にしたいと思うごく自然な気持ちが増しているのかもしれませんね。これが本質的な「基礎」ということなのかも。でも、これって良いことなのかもと思うのは僕だけでしょうか。今の時代が「基礎」に戻ろうとしているし、キチンと考えようとしている。うん。これは、良い方向に向かっているのかもしれない!

ホント、感激でした。

2008_07_25_554020E381AEE382B3E38394E383BC.JPG.jpeg先週金曜日は有り難うございました。会社を設立するにあたって、今回大変お世話になった方々をお招きしたオープニングパーティーを行いました。とは言っても、ホームパーティーのような温かいおもてなしで、皆様を迎えられたらと思いまして、すべて手作りです!(笑)皆さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。そして、沢山のお祝いの品々。ほんと、感激です!!!結局、100名近いお客様に来社して頂き、祝って頂いた幸せなパーティーでした。凄かったです。こんなに狭いオフィスに、100名って。。汗 こうして大勢の皆様にお会いすると、やはり、僕たちは皆さんに支えられているのだなと痛感します。もっともっと、皆さんとお話をしたい!!お話ができなかった方々、本当にごめんなさい!やっぱり、「人」が好きなんですね。僕。(笑) これからも、会社に人が集まる場所になるよう努力したいと思っています。どうぞ、いつでも遊びに来てくださいね。改めて、皆様、有り難うございました。今後ともバニスター一同、宜しくお願いいたします。

結局、ブランディングって何なのですか?

今、毎日毎日、沢山の方々にお会いしています。こうして、お忙しいのにお時間を頂けること本当に有り難いです。そして、やっぱり、考えさせられることがあります。『結局、ブランディングって何なのですか?』ということです。これは、『結局、デザインって何なのですか?』ということでもあり、『結局、広告って何なのですか?』『結局、WEBって何なのですか?』ということにもなります。つまり、既存の活動に対しての寄り戻しであり、再確認の時代です。結果的に、表面的に捉えて人たちが活動をしていたことによって、どうしようもない手垢がついてしまったということです。いい加減、そろそろ明確な定義が必要な時代に突入したと言ってよいのでしょう。これは、当たり前のことです。だから、私たちはその答えを明確に持っているのです。同時に、このとてつもないスピードで動いているビジネスモデルに対して、既存の大きな組織(チーム)が果たして対応しきれるのか?問題を解決できるのか?これも、非常に厳しい問題です。

おそらく今後、日本でも数年前から数多くのクリエイティブエージェンシーが誕生したように、少数精鋭のマーケティングエージェンシーが誕生していくことになります。実は、ロンドンではその動きが始まっています。つまり、日本型マーケティングエージェンシーの確立が私たちの目指すべきカタチなのです。それは、広告を売る訳でもない、メディアを売る訳でもない、純粋な戦略屋というあり方です。

そして最終的に、私たちが目指すのは「暮らしかたを考えるチーム」です。

どうぞこの話に、ご興味がある方は是非メールをください。まず、お会いしましょう。そして、議論しましょう。その今、行っている活動は、お客様にいつまでも支持される活動になっているのかどうか。hosoya@bannistar.com 細谷までどうぞ。

夢が、書いてあります。

お待たせしています。弊社のWEB制作を進めています。もうしばらくお待ちください。

さて、今日は、ちょっと内緒の話です。(笑)社内に、私たちの夢が書いてある場所が設置されます。
設置と言っても、小さな額縁の中に、そっと書いてあるメモなのですが。(笑)この内容については、今まだ内緒ですが、弊社に来られた方々にはご覧いただけます。(笑)

実は、バニスターを設立する時に、必ず一人一人が10年後の夢を持とうということで、私たちのメンバーは集まっています。とても青臭い話なので、はじめは全員が恥ずかしいような感じでしたが、だんだん議論するにつれて、ワクワクしてきたのです。これって、不思議ですね。やっぱり自分の仕事に夢を描くということは、とても大切なことです。その夢がないと、必ずどこかで息切れをしてしまいます。それに、夢がないなんて、ちょっと悲しすぎます。小学校の時の卒業文集の中では書けたはずなのに、なぜ、今、恥ずかしいのでしょう。(笑)

そこでバニスターは、それぞれが持つ夢を会社の中で実現させて行こうということが、私たちの約束事になっています。もちろん、新しく加わるメンバーにも、バニスターで叶えたい自分の夢を考えてもらおうと思っています。弊社の採用試験は「その夢をどうやってバニスターで実現するのか?」ということなのかもしれませんね。(笑) 是非、弊社にお越しになった際は、そっとご覧ください。私たちの夢が書いてあるメモを。

愛され続ける、ということ。

「BRANDING」という素敵な言葉が、なぜこんなにも手垢がついてしまったのでしょう。

この議論は頻繁に社内でもしています。その大きな原因の一つは、短期的な課題を解決するためのマーケティング活動を、「BRANDING」という言葉にすり替えてしまった人たちが居たということだと思います。「キャンペーン活動=BRANDING」「デザイン=BRANDING」「WEB=BRANDING」「パッケージ=BRANDING」「CI=BRANDING」「広告=BRANDING」「ストラテジー=BRANDING」など。これ、どれも違うかもしれません。しかし、どれも間違えていないかもしれないのです。その時の1つの判断基準として、僕が正しいと思っていることがあります。「その施策は、お客様にいつまでも愛し続けて頂くための活動になっているのか?」ということです。「BRANDING」とは、長期的なビジョンに対して一歩一歩前進しながら、一方で短期的な課題についても確実に解決していく活動です。まさに、ゴールを見失わず、本質的な発見の連続を続けていくことができるかということです。

お客様に、いつまでも愛され続けること。これが、私たちが考えるBRANDINGです。
鼻で笑ってしまうくらい当たり前のことですが、本当にできていますか?
その活動は、商品やサービスが、お客様にずっと愛され続けるための施策になっていますか?
それを、常に問いてゆきたいのです。
正しく皆さんに「BRANDING」という言葉を使っていただくために。

江戸の夏の美しさがあります。

今日は、神楽坂ネタを。神楽坂は来週の半ばから、ほおづき市。そして、来週末は阿波踊り大会です。

我が社も、社員全員で参加!といきたいところですが、やっぱりちょっと無理そうです。笑 ただ、僕の希望としては神楽坂の街に根付いた活動を是非、会社としても参加できればなとおもっています。この神楽坂の商店街はとても活発で、お店マップやフリーペーパーなど、やはり人気の街ならでは施策が沢山あります。

ただ、もうちょっと秘密でB級的な情報が欲しいなというのが、僕の希望です。「あの店の、肴は水曜日がマグロだ」とか「この店の、女将は長唄が上手いらしい」とか、「あの親父は、杯の持ち方を注意する」とか。そういう神楽坂のニッチな情報を集めて、まだ手垢のついていない江戸の粋さみたいなものを発掘したいなというの個人的な目標です。笑 そういう、玉手箱のようなワクワクした街がこの神楽坂なのです。私たちも求めている「質実剛健」という江戸の美しさがここにはあります。江戸切子で冷酒をクイっと。風鈴が似合う、季節がやってきましたね。

2000枚分のしあわせな気分。

ただ今、WEB作成中です。今日は、一日大騒ぎでした。WEBの撮影だったのです。内容は乞うご期待ということで。ちょっとだけお話すると、今日はいろんな人たちにオフィスに来ていただいて撮影しました。子供達やサラリーマン、お父さんにお母さん。若者たちから、柴犬まで。笑 私たちはとにかく「人」が大好きなチームなのです。真のマーケティングは、お客様の心の奥に存在する。そう信じています。そんな、フレンドリーで、かつドキュメンタリーな感じのWEBになりそうです。今から僕もワクワクしています。今日、カメラマンに聞いたところ、今日だけで2000ショットの写真を撮影したとか。。。凄いです。その魂を感じてください。とにかく、私たちの考え方やアプローチを知っていただき、ちょっとでも幸せな気分になるWEBにしたいと思っています。皆さんのバニスターになるために。どうぞ、お楽しみに。

体温を伝える、ニッポンのご挨拶。

手紙を書く機会が増えて、思うことがあります。もちろん、PCでメールで書く、携帯メールで書く、年賀状を書く、便せんに書くなど。どの手段を選ぶかで、インターネット、携帯パケット、80円切手などコストも変化します。もちろん相手に届く早さも違う。手書きで便せんに想いをしたためて、封筒に入れて、切手を貼って、封をして、ポストに投函する。これが、今では煩わしいと思う人が多くて、すべてメールで済ませてしまう。僕もその一人ですが。笑  ただ、手紙は体温に近いので、たとえ乱文でも相手にキチンと気持ちが伝わるという素敵さがあります。他にもお中元とかお歳暮とか、年賀状とか、暑中お見舞い、残暑お見舞いとかニッポン人が大切にしてきた「ご挨拶」。「ふつうの礼儀」という優しい風習が少なくなってきていることが、とても切なくなることがあります。僕自身もこういう「伝える」という仕事をしているからでしょうか。ちょっと話がそれますが、思い起こせば母の置き手紙は誰もいない家に帰ってきても、ホッとする一枚でした。その時メールがあったら、この置き手紙は無かったかもしれないですよね。

便利になることというのは、ニッポン人が持っている相手を想う心をちょっとだけサボらせてしまうことなのかもしれません。本来、ニッポン人は自分の体温に近い伝え方で「人」に「心」で接してきたわけで。
今、インターネットが使えなくなったら。今、携帯電話が使えなくなったら。皮肉なことに、もしかしたらこんな事態が起らないと日本人らしい体温の伝え方が再認識されないのかもしれませんね。「体温を伝える」ということ。実は、みんな心地よい気分になるはず。さあ、まずは、書中お見舞いでも書いてみますか。笑

議論を恐れない議論

大変嬉しいことに、ブログランキングが上がってます。ブックマークしてくれている方がいるみたいで、本当に有り難うございます。僕の恥ずかしい乱文、許してください。あくまでも日記ですから。笑

さて、会社が創業したのにも関わらず、準備期間を十分とっていても、我が社のWEBが完成していなかったり光回線が来ていなかったり(近日中に完成しますが、)本当に、まだまだヨチヨチ歩きで恥ずかしい限りです。その中で、いろんな議論が社内で行われます。あれが必要だ!これが必要だ!余計に自分達自身のことなので激しい議論です。手前味噌ですが、僕も含めた4名は良い意味で決して妥協をしないメンバーです。簡単には譲り合いません。あくまで良い意味で頑固なのです(笑)正しいことは正しい!と言い切ります。しかし、議論を収束させるためにはお互いを納得させる必要があります。お互いをお互いに説得し合う時間、これが一番、大切なのです。議論を恐れた議論は、中身が薄くなります。表面的で、密度が薄い。徹底的にいろんな角度で話をした瞬間に、自分一人では発見できなかったことが分かるからです。「議論を恐れない議論」、これこそがバニスターの誇るべき武器かもしれません。僕は激しい議論、大好きです。是非、我が社の会議に参加しませんか?ガハハ。

本日、誕生しました。

本日、おかげさまで2008年7月1日、
東京神楽坂に、バニスター株式会社を設立いたしました。

いよいよ、始動ですね。ほんと、身が引き締まる想いです。
そして、沢山の方々からの応援のお言葉、励ましのお言葉、嬉しいです。有り難うございます。

全国津々浦々、お声掛け頂ければお伺いいたします!
これからまだお会いしていない方々に、これからお会いできることが今一番の楽しみです。
どうぞ、宜しくお願いいたします!